2022年3月31日読了時間: 4分ギャラリストという職業アートの仕事にもいろいろとありますが、「ギャラリスト」はもっとも魅力的で偏見に満ちた職業なのではないでしょうか? それもそのはず。アートの世界ではお金の話はタブー視されやすいのに、ギャラリストは作品の値付けをしたり、作家をプロモーションしてコレクターに販売したりと、アートと...
2021年4月13日読了時間: 2分美術館と箱庭(東京都現代美術館マーク・マンダース展)オランダ生まれの彫刻家、マーク·マンダースの個展が木場の東京都現代美術館で開催中です。 マーク·マンダースの特徴的な言葉に、「建築としての自画像」という表現がありました。その美術館にあった作品を制作し、鑑賞者には順路をたどることで、物語を感じてもらおうというもの。...
2021年4月6日読了時間: 3分アート投資初心者におすすめの本東洋経済で「アートとお金」特集が組まれるほど、アートマーケットは盛況な様子。世界的アーティストであるバスキアの巨大絵画を123億円もの高額で落札した、元株式会社ZOZO代表取締役社長の前澤友作氏の影響もあってか、若手IT長者がいま、投資としてのアートに熱い視線を注いでいるそ...
2021年3月22日読了時間: 3分アートフェア東京と排骨だんだんめん久しぶりのアートフェア東京に、資産家のおじさまがた2名と出かけてきました。 ひとりは一度、フェアに来場した経験があり、もう一人は全く初めて。少し緊張気味の面持ちででしたが、「予算30万円で、購入したい作品を選んでみましょうか」と提案したら、少し気分が上がったようで、意気揚々...
2021年3月14日読了時間: 1分2021岡本太郎現代芸術家賞毎年のように受賞作家が注目を集める公募展が、川崎にある岡本太郎美術館で実施されている岡本太郎現代芸術家賞。 新人の登竜門とうっかり書いてしまいそうですが、キャリアも知名度もある作家が応募して入選していたりと、挑戦する人のための公募展という印象があります。...
2021年1月11日読了時間: 4分ピカソに憧れて歪んだ身体を描く画家の素顔とハンバーガー(神奈川県立近代美術館 フランシス・ベーコン展)20世紀はピカソもカンディンスキーもポロックもウォーホルも生きた世紀であるが、アイルランド出身の画家フランシス・ベーコンもまた、熱狂的な人気を誇る重要画家である。 ベーコンの絵を知ったのは画廊時代に毎日眺めていたオークションカタログであった。サザビーズやクリスティーズといっ...
2020年12月9日読了時間: 4分アートライターの教科書2010年に独立して以降、美術手帖、CINRA.net、文化系財団等の広報誌などなどでライターや編集として仕事をしてきた。現在は広報の仕事がメインでライター仕事は多くないが、アートのジャーナリストとしてのライティングは、私にとってもっともやりがいのある仕事である。...
2020年10月21日読了時間: 4分アート投資と株式投資を比較してみる最近、株式投資をはじめました。 株式投資を通じて、経済の仕組みや世界のニュースを読み解く物差しを新たに獲得でき、投資で利益がでるかどうかよりもむしろ、身銭を切って勉強する効果を日々、ひしひしと感じています。 株式投資のためには、こんな本を読んでいました...